CometLakeS-RよりTigerLakeSを充てたほうがいいのでは?

 Intel社のデスクトップ向けCPU第11世代RocketLakeSはCore i5以上のみ登場し、Core i3以下はCometLakeS-Rが充てられましたが、Core i3以下に充てるべきはTigerLakeSなのでは?と思います。

Core i3以下は10nmでいいのでは?

そもそもRocketLakeSにおいて14nmが続役したのは10nmにできない高クロック動作のためです。一方Core i3以下は4.7GHz以下に収まっていて、TigerLakeHでは5GHzモデルが登場していますし、UでもCore i7 1165G7は4.7GHz動作できるのでこの程度なら10nmでも動作するでしょう。以下10nm、WillowCove化したときのメリットです。

  • Core i3以下は省電力だから価値があると思うので、10nm化でワッパ向上
  • IPC向上するので少しCore i5に近づく?Intelとしては嫌だと思いますが
  • Core i3以下は外付けGPUを付けずに使う客層が多いと思うので、ここにi5以上より強力な64EUないし96EUの内蔵グラフィックを持ってくる。
一方のデメリットは”コスト高”に尽きるでしょう。仮にCore i7 1165G7(4C8T、最大4.7GHz動作)をLGA1200に修正すると5万くらいになりCore i3がi5より高くなってしまいます。下手するとi7超えます。
Intelとしてはこういう客層はノートに流したいのでしょうか?と思えてしまいます。あるいは10nm生産量が足りてないのでしょうか。

余談:TigerLakeHでは5GHzモデルが登場しているので、IPC考えるとRocketLakeSの5.3GHzよりこっちの方が上じゃないですか?そうなるとRocketLakeいらなくなります。…と思ったけど、ギリそうではないらしい。rocketLake→TigerLakeで6%以上IPCが向上していればと思ったのですが。5*1.06=5.3となるため


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