小樽ー余市間 並行在来線問題への見解
需要に対して鉄道が適切か?をまず考えます。
資料:ニセコ町より↓ https://www.town.niseko.lg.jp/resources/output/contents/file/release/3429/38288/chousakekkagaiyou.pdf
1日の利用者が2144人で、うち定期が4割程度とのこと。
その他の条件として、
- 定期利用者がすべてラッシュに固まり、ラッシュに定期外がいない
- H100の定員を1両100人、キハ201系3両の定員を450人
2144*0.4=857.6
なのでキハ201系が2本あれば他に列車はいらないことになる。
実際そうすると朝はともかく夜ラッシュの長さに対して2本は少ないので、H100系2両4本+1両1本の方が適切である。
では、ラッシュの857人をバスで捌けるのか…?
https://pscfmjefdmpcommon.blob.core.windows.net/fusoassets/2020/02/19AEROSTAR_catalog_19.pdf?_fsi=Ii1HABh0 三菱ふそう社の資料
によれば、路線バスの定員は80名程度。定員乗車なら、11本のバスがラッシュに走ることになる。
この程度ならバスが多すぎて渋滞する※という事態も考えにくい上、運行間隔が狭まるので利便性は向上する。※朝ラッシュを6-9時とすると16分間隔、夜ラッシュを18-22時とすると21分間隔
鉄道は、"乗務員を少なく輸送人数を増やせる"というメリットがある。かつて国鉄がやった「シティ電車」の逆で、収容力の大きい車両を少ない本数走らせたほうが乗務員は少なく済む。※不便になるのに注意
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