湖西線新快速は北陸新幹線開通後、JRから分離されなくても残るか怪しい/残ってもスピードダウンか、値上げか。

 湖西線が130km/hに対応しているのは、特急サンダーバードのためであり、その保守費用はもっぱらサンダーバードが賄っているとみていいだろう。

湖西線において(新)快速と普通列車が130km/h出せるのは、サンダーバードの「おまけ」に過ぎないのだ。

実際、新幹線ができて並行在来線となったとき、最高速度の引き下げを行う第三セクターは珍しくないし、JRの区間でも事例がある。

普通列車はもともと最高速度110km/hかつ加速も減速も遅い113系5700/7700番台を基準に組まれており、221系以降の加減速性能であれば100km/hでも問題なく運行が可能な一方で

(新)快速は223/225系の130km/h運転を前提としたダイヤであり、最高速度を100km/hに下げると所要時間の増加は避けられない。

130km/h運転を継続するのであれば、サンダーバードが無くなった分の保守費用を徴収しなければならず、値上げは避けられない

100km/hの普通列車にそれが波及するのはあまりにも迷惑なので、現実的なところとしては、湖西線(新)快速を近江舞子ー山科(近江舞子以北は日中普通列車がない・新快速が各駅停車のため)を含む区間で利用した際に追加料金を徴収する、といった感じか。

ただし朝の無印快速は、湖西線内では速達性というよりも・朝ラッシュが8両では無理なので12両で運転するために駅を通過しているといった状態なので※新旭の有効長が8両だった時代、湖西線新快速は最大8両だったが・朝の快速は新旭を通過してでも12両運転するくらい需要が多い湖西線内で所要時間を落とす代わりに追加料金を不要とする、といった柔軟な対応も必要である。

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